サマータイム導入について 2014年7月21日 練習会担当 山田章生さん

 

7月20日に開催されました平成26年NRF定期総会にて、NRF練習会サマータイム制導入案が可決されました。(賛成11票、反対0票、どちらでもよい19票) 従いまして、来週(7月26日)より毎週土曜日に開催するNRF練習会の開始時間を午前8時とします。

 また折角集合時間を早めるのなら、メイン練習の開始時間も早めて欲しいとの意見もございましたので、来週よりは、午前8時になりましたら、朝礼(挨拶・連絡事項・初参加者紹介等)・体操ストレッチを開始し、ペース走の場合は午前8時20分スタート、インターバル走の場合は午前8時40分にスタートすることとします。よって、練習会に参加される方は午前8時までに集合頂けますようにお願いします。もちろん家事都合等で午前8時に来れない方は途中から参加頂いても宜しいです。

 集合場所につきましては、引き続き現在の集合場所である浄化センター管理棟前とします。練習コースは、ペース走・持続走・記録会は折り返し5キロコース、インターバル走は、浄化センター構内道路を使用します。

 練習内容につきましては、毎週土曜日1・3・5週はインターバル走(1000m×5本)、2・4週はペース走(15キロ~30キロ)を定番として運営していきます。また、3・6・9・12月の第4週には、練習の成果を試す場として、NRF記録会(種目:ハーフマラソン・10キロ・5キロ)を行い、参加者の親睦を深めることを目的に終了後には交流会を行います。

 メイン練習は走力に応じてグループ分けして行いますので、スピードに自信の無い方や初心者の方でも心配はありません。必ずしも決まったメニューを全てこなして頂く必要もありません、折り返し5キロのコースですから自分の走力に合わせて走れる距離を走って頂ければ宜しいです。

 NRF練習会は、老若男女、競技志向の高いランナーからファンランナー、ビギナーの方まで誰でも自由に参加出来る最も開放度の高い練習会を目指しておりますので、他の走友会やランニングクラブ、初心者の方でも気軽に遠慮なくご参加ください。

 練習会開始時間を午前8時に繰り上げることによって、楠原名誉会長にも顔を出して頂けるようになります。よって最近参加される方が少なくなっておられる年輩の方にも多数お越し頂ければと考えますので宜しくお願いします。


定期練習会の練習方針について 2014年5月10日 練習会担当 山田さん


定期練習会においては、ペース走を定番メニューに置いています。ペース走は「ジャック・ダニエルズの理論」におけるランニングで速くなるための4つの要素のひとつである乳酸性作業閾値(LT値)の最大化に最も効果がある練習です。ペース走によって、まず乳酸が発生するポイントとなる自らのペースを把握することが出来ます。このペースを少しづつ速くしていくことで記録の短縮が図れます。目安は、フルマラソンの目標タイムペース=LT値ペースです。

乳酸性作業閾値(LT値)とは・・・
乳酸性作業閾値というのは負荷の高い運動によって乳酸が発生し、それが分解されずに蓄積を始めるポイントです。このポイント(LT値といいます)を超えて走り続けると疲労等によって走力が落ちます。

例えば私の場合、本日の練習においてキロ4分ペースで10キロまで集団を引っ張りましたが、10キロの時点で乳酸が溜まっており以降の5キロは何とかキロ4分維持がやっとでした。つまり現時点のLT値はキロ4分を超えているということです。よって私の今シーズンの目標は再び2時間50分を切ることなのですが、現状ではその力が無いと云う事です(涙)

ペース走設定タイムとマラソン目標タイムとの相関

 キロ4分組    =  2時間45分~3時間以内
 キロ4分30秒組 =  3時間05分~3時間15分以内
 キロ5分組    =  3時間20分~3時間40分以内
 キロ6分組    =  4時間~4時間30分以内

※秋以降、練習会参加者の層が厚くなってくるようでしたら、現状カバー出来ていないキロ3分45秒以内組・キロ4分15秒組(目指せサブスリー)・キロ5分30秒組(目指せサブフォー)を設けたいと考えております。

これからも定期練習会はペース走を定番に実施していきますので、秋までの間に、まずこの練習会で現状のLT値ペースを把握して、その向上を目指して下さい。引き続きご協力のほど宜しくお願い致します。